[Intro] [Seven-beat guitar riff, snare flams and inverted violin motif enter without an atmospheric opening.] 西門に火 東壁に矢 朱の城へ 裏切りの夜 [Verse 1] 山道を越えた時 空はすでに赤かった 救援を待つ城は 内側から燃えていた 堀には橋が下り 鎖は斬られておらず 門番の喉だけが 鍵のそばで裂かれていた 「前へ」と声を上げ 盾の列を組ませた 火の粉は黒い雪 鎧の隙間へ刺さった 屋根から落ちた鐘 石段を転がり鳴る その音に合わせるよう 敵の槍が押し寄せる [Pre-Chorus] 誰が門を開けた 誰が印を渡した 炎の向こう側 朱の旗が揺れた [Chorus] 朱の城は燃える 我らの印を掲げ 敵を導く灯へ 家の誇りを変えて 朱の城は燃える 壁より先に信が 乾いた梁のように 音を立てて折れた 火を越え 名を越え 生きる者を連れ出せ 勝利より先に今 この城の民を出せ [Verse 2] 奥御殿の廊下 金屏風が焦げ落ちる 槍傷の侍女が 幼子を床下へ隠す 「援軍の旗を見て 門を開けた」と告げた その旗には確かに 私の桜が咲いた 偽旗ではなかった 縫い目まで家のもの 倉を管理する者しか 触れられぬ絹のもの 命令書の封には 都の高官の印 敵と味方の境を 誰かが金で塗り替える [Pre-Chorus] 誰が門を開けた 誰が我らを売った 白刃に映る火が 父の家紋を焼いた [Chorus] 朱の城は燃える 我らの印を掲げ 敵を導く灯へ 家の誇りを変えて 朱の城は燃える 壁より先に信が 乾いた梁のように 音を立てて折れた 火を越え 名を越え 生きる者を連れ出せ 勝利より先に今 この城の民を出せ [Drum Break] [Tom-heavy live drums maintain the seven-beat siege pulse while guitars strike only the final beat of each cycle.] [Bridge] 上からの命は 西塔を死守せよ 西塔の地下には 火薬が積まれている 守れば兵が死に 捨てれば罪となる 私は命令書を 火の中へ投げ入れる 「塔ではなく人を」初めて命じた 家臣の目の奥で 古い服従が割れた [Guitar Solo] [Twin guitars climb over the inverted blossom motif, then resolve as the drums return to straight 4/4.] [Final Chorus] 朱の城は燃える 我らの印を掲げ 敵を導く灯へ 家の誇りを変えて 朱の城は燃える けれど門を開いて 幼子と負傷者を 炎の外へ逃がせ 火を越え 名を越え 生きる者を連れ出せ 命令に背いても この手で民を出せ 朱の城は燃える 旗は灰へと変わる その灰を握る手に 新たな疑いが残る [Outro] [Low guitar sustains beneath dry snare strokes; the inverted motif ends on an open interval.] 城は落ちた 民は逃げた 旗は燃えた 裏切りは残った